代表的な永久歯に装着する矯正装置
上の歯の左側が、目立たない審美ブラケット。
比較の為、上の歯の右側の前歯には装置をつけていません。下の歯には金属ブラケットがついています。機能的には審美ブラケットと金属ブラケットの違いはありません。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、今までのワイヤーによる矯正とは違い、ワイヤーを用いず透明なマウスピースを交換していくことにより歯を動かしていきますのでほとんど目立ちません。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、3D CAD技術を用いて最初の歯型よりゴールの歯並びをシミュレーションして患者さんにあったマウスピースを作ります。ゴールまでの歯の移動は0.2mmずつ歯が移動するように作製された数十個のマウスピースを約2週間ごとに変えることにより行っていきます。マウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースは薄く、食事の際には着脱可能です。
※完成物薬機法対象外(薬機法未承認)の矯正歯科装置であり、承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
【インビザライン】薬機法において承認されていない医療機器について
未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について
(未承認医薬品等の使用)しまざき矯正歯科で使用していますマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。
そのため、万が一海外カスタムメイド矯正装置使用中に違和感等がございましたら、すぐにクリニックまでご連絡をお願いします。
装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されています。
カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため(市場流通性がありません)、薬機法の対象となりません。
薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。
その点ご了承ください。
(国内の承認医薬品等の有無)マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。
※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。
■ 入手経路について
しまざき矯正歯科が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。
当院はインビザラインを用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「インビザライン・ジャパン合同会社」より入手しています。
■ 諸外国における安全性等の情報
インビザラインは、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた患者さんは、世界で世界で1700万人(2024年10月時点)に上りますが、重大な副作用の報告はありません。
現在取り入れている矯正装置
永久歯列期(永久歯に生え換わった時期)
メタルブラケット・審美ブラケット・マウスピース型矯正装置(インビザライン)
※インビザラインは完成物薬機法対象外(薬機法未承認)の矯正歯科装置であり、承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
補助的矯正装置
クリアスナップシステム、拡大装置、歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド、プレオルソ)、フォーサス、顎間ゴム、ヘッドギア、前方牽引装置、リンガルアーチ、TPA、GMDなど
メタルブラケット
一番安価で丈夫な一般的な装置です。
審美ブラケット+カラークイック
ブラケットとワイヤーを留めるゴムをカラーにすることでおしゃれにマニュキュア感覚で色を変えられます。カラーは、毎回の診療時に交換できます。
【組合せ例】
審美ブラケット(ホワイトワイヤー併用)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)システム
(アラインテクノロジー社)
透明なマウスピースを交換しながら矯正します。
ワイヤーレス矯正。
クリンチェック・プロによる治療設計。
※完成物薬機法対象外(薬機法未承認)の矯正歯科装置であり、承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
留意するべきリスク(副作用) |
- ① 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2 週間で慣れてきます。
- ② 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- ③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- ④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
- ⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
- ⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- ⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- ⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
- ⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- ⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- ⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- ⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- ⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
- ⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
- ⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- ⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- ⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
- * この記載例を参考にして、各施設において適切に改変してお使いください。
- * 治療前後の症例写真に付記しているリスク、副作用のみの掲載では限定解除要件を満たしたことになりません。「一般的なリスク・副作用」として別途掲載して下さい。
- * この記載例は今後修正が加えられる可能性があります。
|
治療費一覧
治療費一覧はこちら
メインメニュー